省エネ蛍光灯安定器について

一関地域は9月になっても気温が30度を超えた日が続いています。電気の使用量も当社も過去最大を記録しています。お世話頂いている管理会社の方もどこの会社でも電気の需要が10から15%増えているそうです。当社では今年度よりデマンドコントローラー設置、蛍光灯安定器を電子安定器へ切り替えを行っています。本日一機故障のため取り替えました。これを機会に安定器について触れたいと思います。安定器には磁気式安定器(旧型)と電子安定器の2種類あります。

磁気式安定器(旧型)の特徴

磁気を通す鉄心に銅の巻線を巻きつけた構造のチョークコイルの電気的な特性(インダクタンス)により、ランプの放電の始動 と安定した放電の維持をさせる安定器です。 電気的にはリアクターあるいはトランスの機能をしているとも考えられます。磁気回路部品を使っているので、磁気式安定器 (磁気回路式安定器)と言います。主用材料により銅鉄形安定器とも言います。

1スタータ式安定器 始動装置により電極を予熱して点灯するタイプで、点灯方式としては簡便で広く普及しています。 始動装置には、一般的に点灯管(グロースタータ)が多く用いられますが、半導体スイッチを用いた電子スタータもあります。 スイッチをいれてから数秒(電子スタータの場合は1秒以内)で点灯します。

2ラピッドスタート式安定器 始動補助装置(照明器具の回路を含めて)が付いたラピッドスタート形のランプと組み合わせて使う安定器で、スイッチを入れ ると電極の予熱と同時に即時に点灯します。点灯回路の一例を示します。 グロースタータの保守が不要なため、事務所、工場、店舗などの設備照明として広く採用されて来ました。最近はラピッドスタ ート形のランプを用いる場合も電子式安定器に変わってきています。

電子安定器の特徴

1エネルギー Hfランプ(高周波点灯専用ランプ)との組合せにより、ランプ照度をアップさせることができ、発光効率がアップします。 発光効率を上げることによって、安定器のトータル電力を落とすことができ、省エネルギーの効果もあります。 また、新しいランプは古いランプに比べ若干明るいのですが、初期の出力を若干下げ、ランプが古くなるにつれ徐々に出力を 上げ、初期の入力電力を抑える機能をもった安定器もあります(初期照度補正機能)。

2保護回路 磁気式安定器では、ランプ寿命時にランプが点滅してしまいますが、電子安定器では、ランプ寿命を感知して、発振を停止す る機能を備えています。 また、ランプが接続されていない場合に発振を停止する機能を備えた安定器もあります。

3電圧フリー 入力電源条件がフリーの安定器もあり、周波数、入力電圧を選ばず設置できます。

現在全体の20%程度ですが、随時交換していく予定です。 本社 t.kumagai

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