印刷用紙の厚さについて

印刷用紙の厚さの単位は㎏(重さ)で表されます。

一般に四六判・菊判・A判・B判の全判の大きさ(用紙のサイズ参照)の紙が「1,000枚で何㎏あるか」で表します。
これを連量と呼びます。

例.コート四六判 73kg

紙のイラスト

また同じ紙の厚さでも、四六判と菊判の全判の大きさが異なるため、㎏で表される重さが変わります。

例えば…

上質紙 四六判70㎏と菊判48.5㎏
コート 四六判110㎏と菊判76.5㎏
はそれぞれ同じ厚さです。

業種・業態によっては、紙の厚さを㎏ではなくg/㎡(1平方メートルあたりのグラム数)で表記されることもあります。(封筒はほとんどグラム表示です)

上質紙

g/㎡ 四六判 菊 判 A 判 B 判
52.3 45 31 28.5 43.5
64 55 38 35 53
81.4 70 48.5 44.5 67.5
104.7 90 62.5 57.5 87
127.9 110 76.5 70.5 106
157 135 93.5 86.5 130.5
209.3 180

コート紙

g/㎡ 四六判 菊 判 A 判 B 判
73.3 63 43.5 40.5 61
79.1 68 47 43.5 65.5
84.9 73 50.5 46.5 70.5
104.7 90 62.5 57.5 87
127.9 110 76.5 70.5 106
157 135 93.5 86.5 130.5

アート紙

g/㎡ 四六判 菊 判 A 判
84.9 73 50.5 46.5
104.7 90 62.5 57.5
127.9 110 76.5 70.5
157 135 93.5 86.5
174.4 150 104
186 160 111
209.3 180 125

その他、色上質

・ 薄口 〈52㎏〉 ・ 特厚口〈107㎏〉
・ 中厚口〈66㎏〉 ・ 最厚口〈132㎏〉
・ 厚口 〈78㎏〉 ・ 超厚口〈176㎏〉

で表記されます。