制作上の注意点
- アートボードサイズを確認してください
Illustrator CS4以降では、従来のトンボ(トリムエリア)でなく、アートボードのサイズ自体が仕上がりサイズとしてデータに記録されます。Illustrator CS4以降ページ全体を編集したい場合は、必ずアートボードそのものを仕上がりサイズとして作業してください。 - 裁ち落とし設定を確認してください
ファイルメニュー>ドキュメント設定>裁ち落としには四辺共に3mm(折りトンボを含めたいときは10mm)を指定してください。
- トンボは、ファイルメニュー>ドキュメント設定>アートボードを編集 をクリックすると確認できます。
※複数のアートボードが設定されている場合、右上に×印が表示されます。クリックすると不要なアートボード設定を解除できます。
- Illustrator CCの場合、ドキュメント設定 > 透明とオーバープリントのオプション > 出力で白のオーバープリントを破棄にチェックが入っていると、従来のバージョンと出力結果が異なり、DeviceCMYKの白に指定されたオーバープリント属性が無効になります。従来のバージョンで作成されたデータをCCで開くとチェックが入ってしまいますので、ご確認ください
- ファイルメニュー > ドキュメントのカラーモード > CMYKカラーが選択されていることを確認してください。
- 効 果メニュー > ドキュメントのラスタライズ効果設定を確認してください。72ppiになっている場合、ラスター効果(ドロップシャドウやぼかし等)の出力結果は荒く仕上 がってしまいます。高解像度(300ppi)を推奨します。※書類全体に影響しますので制作の早い段階で設定してください。
PDF書き出しプリセットファイルの読み込み
- プリセットファイルをダウンロードしてください。
TP Adobe PDF 1.4.joboptions
※zip圧縮になっておりますので解凍してからご利用ください。 - 編集メニュー > Adobe PDF プリセットを選んでください。
- 読み込みボタンを押して TP Adobe PDF 1.4.joboptions ファイルを読み込んでください。
※ プリセットファイルはInDesign CS2以降とIllustrator CS2以降で兼用できます。既に読み込み済みの場合は読み込む必要はありません。ただし、保存される場所が異なるので、CS2で設定済みでも表示されない場合にはあらためて読み込んでください。
※ファイルにはアイコン情報を含めていませんため環境によっては正しいアイコン表示と異なることがありますが、動作には支障ありません。
PDF書き出し手順
- フォーマットはAdobe PDFを選んでください。
※複数のアートボードがある場合「すべて」にチェックマーク(あるいはアートボード番号を入力)できます。
- PDF書き出しプリセットに「TP Adobe PDF 1.4」を選択してから、PDFを保存ボタンを押してください。
- 出来上がったPDFは、必ずAcrobatの画面で詳細に確認した上で入稿してください。