展望台

盛岡営業所Cです。

 

盛岡の街を一望できる岩山。
街からも見える、UFOのような物体、岩山展望台。
岩山展望台がこの度大規模改修工事を終えて、一般公開を再開しました。

この展望台の正式名称は、鹿島精一記念展望台と言います。

鹿島建設初代社長、鹿島精一。
明治8年、盛岡に誕生。幼い頃に父親を亡くし、進学を諦めかけていたが、盛岡出張所を構えた鹿島組の組長、鹿島岩蔵の支援を受け東京帝国大学土木工学科へ進んだ。
岩蔵の長女と結婚、婿養子となり、株式会社に改組した際、初代社長となった。
堅実な経営、そして自社だけでなく業界全体の発展に力を尽くした。
また、自身が支えられた感謝を忘れず、苦学生や郷土への援助を惜しまなかった。

 

そんな鹿島精一の功績を伝えるために、鹿島建設が1962年に建設し、盛岡市に寄贈した展望台です。
今回は老朽化対策として同社が費用全額を負担して改修したそうです。

 

鹿島建設の初代社長が盛岡出身なんて、この展望台が大規模改修されるまで知りませんでした。

 

夜になるとライトアップされ、ますますUFOのような佇まいです。
盛岡の市街地や夜景を見におこしください。

そうそう、今回の工事の際、『愛の証』南京錠を取り付ける金属ネットも整備したそうですよ。

ぜひ南京錠を付けに来てください!!

展望台にのぼる階段の中腹にある鹿島精一の胸像。目線は岩手山の方角。

南京錠用ネット、見えますか? 昨日の時点ではまだ南京錠付いていなかったと思います。

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