暑い日に行きたい洞窟観光その2:「滝観洞(ろうかんどう)」

制作のH.Oです。再び洞窟紹介です。

先日、住田町に有る「滝観洞(ろうかんどう)」に行ってきました。
以前家族が行って「とてもいいところだったよ!」という感想を聞き
いつか行ってみたいと思っていました。

その際「ヘルメットと長靴を履いて行く」「少し屈んで通るところがある」
「最後の滝がとてもきれい」という、案外簡単に行ったような感想だったので
軽い気持ちで行ったら大間違いでした。

率直な感想としては「かなりガチな探検」ということ。

まず入口から冷蔵庫ばりの冷気が! 龍泉洞同様、長袖必須です。

そして、最初から中腰で歩くコースが数十メートル続きます。
ずっとこんな道だったらどうしよう・・・と思いましたが、少し進むと
普通に立って歩けるようになったので一安心。

ただ、その後は難所が頻繁に登場するので油断禁物です。

基本的に、足元の岩はめっちゃ滑りそう(たまに滑る)、物を落としたら二度と取れないような隙間だらけ、
狭い・低いは当たり前です。(途中から慣れてきます)
そんな環境なので洞内にはヘルメットのぶつかる音が頻繁に響いていました。

探検の癒し「すみっこ」が途中にいます

映画「八つ墓村」のロケ地としても知られています


中には高さ1メートルも無さそうな隙間を進むところも有り、途中で心が折れそうでした。
終点の滝目前にもそんな狭い場所が有るので、かなり試されてる気分です。

ただ、滝の規模は想像以上に大きく、探検の苦労も加味されてとても感動しました。
洞窟内の滝としては国内有数の規模だそうです。


帰りは「滝を見るために頑張るぞ!」というモチベーションも無いのでひたすら辛いという。
ただ、とても面白かったのは間違いありません。達成感も凄いです。

帰ってから旅行サイトの口コミを見たら、家族の感想と違って
「軽い気持ちで行かない方がいい(でも☆4)」等の的確な感想が多く見られ、
「こっちが本当の感想だよねぇ」と思いました。

ただ、帰ってすぐ「また行きたいなぁ」と思う不思議な魅力のある洞窟でした。

ポイントをまとめたので行く方は参考にしてみてください。
・ヘルメット必須(貸し出し・紙製の帽子が挟んであるので衛生的に安心)
・探検に適した靴であれば貸し長靴に履き替える必要はなかった(ヒール・サンダルは不可)
・足元が滑るので、滑りにくいスニーカーがおススメ
・長袖・長ズボンで、動きやすく汚れてもいい服装推奨
・ほぼ手すりに頼って進むので、滑り止め付きの手袋があるとより快適
・荷物は最小限で両手が空くように(小さめのリュック等)
・膝・腰が悪い人はやめた方が良さそうです
・往復45~50分程度

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