江口寿史イラストレーション展「彼女」を見に行きました!

こんにちは、盛岡営業所のHです。
岩手県立美術館にて開催中の企画展「江口寿史 イラストレーション展 彼女」を見に行ってきました!

江口さんのことは恥ずかしながら存じ上げなくて(一度くらいはどこかで作品を目にしたことはあるんだろうけれど)、歴45年の大ベテランの方なんですね!
絵柄だけ見たら10代・20代のイラストレーターと言われても私だったら信じちゃいます。というか紹介文を見るまでそう思ってました。
それくらい年代を感じさせない、現代的で洗練された絵を描かれる方だなぁと感じます。

個人的に最低限の線画と着色で”決まる絵”を描ける方にすごく憧れを持っていて、シンプルなのに女性特有の柔らかさや何気ない仕草・表情が魅力的に表現されている作品の数々に心の中で「すごい!」を連呼しながら館内を巡りました。
作品は江口さんが漫画家としてデビューした1977年から現在までの歩みが章ごとに区切られており、絵柄の遍歴を楽しむも良し、服装や髪型から「2000年代前半はこういうシルエットのジーンズ履いてたよね」「花冠とふわふわスカートは〇年前あたりのファンかな」と時代の移り変わりを感じてみるのも面白いのではないでしょうか。

そんななか私が一目惚れしたベスト・オブ・彼女はこちらの作品。

すべての要素が私に刺さりすぎてポストカードとクリアファイルも買っちゃいました。クールビューティー系お姉さん大好きです。
この作品のほかにも、キュートだったりセクシーだったりごついバイクと可愛い女の子のギャップだったり、作品ごとの雰囲気や女の子達も様々で見ごたえたっぷりでした。

1つ1つ丁寧に見ているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、開館時間に合わせて行くのがオススメです。作品は写真撮影もOK。比較的人が少ない時間帯のほうが写真もゆっくり撮れていいと思います。

展示点数は今まで開催してきた会場の中で最大の450点以上。ここだけの線画やラフ絵など貴重な作品の数々。
イラストレーション展「彼女」は9月4日(日)までの開催です。