第20回デザイングランプリTOHOKU2019他企画展を見てきました

こんにちは、盛岡営業所のHです。
先週6日仙台へ出張に行かせていただきまして、せんだいメディアテークにて開催されました「第20回デザイングランプリTOHOKU2019」、併催の「KI・HOU・SHI Tactile×Visual 触覚×視覚」「もやいなかたち展 PAKECTION!」「デザイナーの仕事展」「おいしい東北 パッケージデザイン展2019」を見、午前中にはアートディレクター葛西薫氏の特別講演「「伝える」と「伝わる」のあいだに」も聴いてまいりました!

特別講演「「伝える」と「伝わる」のあいだに」

葛西氏の生まれから現在までを辿りつつ、その中で携わったお仕事の話、そこから学び感じたことをお話されていました。
デザインがちょっとしたひねりやギャグ、言葉遊びから生まれていたり「そんな単純な発想から深いデザインができるんだ!?」と面白い気づきがたくさんあったのと、デザイナーは作る側(依頼者)と見る側(それを実際に見る・利用する人々)の間に居て、どちらかの視点しか持っていなかったり、どちらかに偏りすぎても良いものはできなくて、作る側と見る側両方の視点を持てると良いという旨のお話が印象深かったです。
「作るのは楽しい。けれど作ることに夢中になって見る人を忘れがち」というのは私も心当たりがあるので気を付けようと思います…;;;

「第20回デザイングランプリTOHOKU2019」他企画展

多種多様なデザインを目に焼き付けることができ、デザイナーさんのコメントも一緒に見るとコンセプトをデザインに反映させる的確さ、発想の転換、伝えたいものの紐づけがしっかりされていてとても勉強になりました。

個人的に印象的だったのが、イラストレーターさんによるロゴとイラストができるまでのスケッチと企画書です。
2~3つのデザイン案と1つの完成デザインが生まれるまで10枚前後の紙にラフスケッチがびっしり描かれていたり、イメージを芋づる式で膨らませていったり。
作業工程の資料なんて滅多に見られるものではないので食い入るように見てしまいました…!

お客様の「こういうものを作りたい」をくみ取る力、その先のお客様をも見据えてデザインするマーケティング力、デザインに意味を持たせるための徹底した下調べ。
デザイン力だけではない様々なスキルの高さを感じ自分に足りないものを再認識しました。


1人での出張という自由さと緊張とでグー〇ルマップを見ながら道を間違い仙台駅でも迷うポンコツぶりを発揮しながら(笑)新幹線の時間ぎりぎりまでたくさんの学びを得てきました。
これからの仕事に活かせていけたらと思っています。

行かせていただき、ありがとうございました!

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